
ここまでで、高松城の遺構を発見する見込みはほぼなさそうな気がしてきたが、寺町を前にしてそのまま引き下がるのは性に合わない。
簡単にひと回りしてみることにした。


境内に入ってすぐ左側には無縁仏置き場がある。
多くは江戸中期くらいの墓石のようだ。
中央に石造の三重塔がある。

屋根瓦のようなデザインを石で作ってあるめずらしい石塔だ。

本堂は参道からやや左にオフセットしている。

本堂の右側には庫裏。
切妻を正面に見せているが、本格的な切妻の大庫裏とはちがった、やや数寄屋ふうの建物だった。
(2003年04月27日訪問)