町中をひとめぐりして、津山城のあるエリアへ戻ってきた。レンタサイクルでの寺町めぐりはここ本琳寺が最後となる。
寺は街道筋から少し引っ込んだ裏のほうにある。山門の前に石橋が見えるが、この川は舟運の盛んな時代には高瀬舟が入ってきた水路かもしれない。
山門は薬医門。
境内に入って正面にまた鼓楼がある。
つまり、本琳寺は浄土真宗の寺である。
さきほど見た妙願寺の鼓楼とよく似ている。やはり1階部分は部屋になっているようだ。
本堂。
庫裏。
鼓楼の前にある井戸。
ヒューム管でできているので、単なる飾りではなく実用の井戸のようだ。
フタをせずに開けたままなのは珍しい。
境内の様子。
本琳寺の北側は旧出雲街道が通っている。
舟運で繁栄したと思われる家並みが並ぶ。
この町並みは宮川まで続いている。
船問屋だろうか、巨大な商家があった。
最後に紹介した白壁の商家は現在は取り壊され、更地になっている。
(2003年04月29日訪問)