武家屋敷街を抜け、かつて美作高田城があった山際へ移動。この山際に寺や神社が並び、寺町を形成している。
時刻は18時をだいぶ過ぎており、さすがに光線の関係で写真を写せるのはもうわずかな時間となった。その時間に追われるように駆け足で勝山の寺を廻る。このとき記憶のあまりにものせわしなさに、これは現実の記憶ではなく悪夢で見た内容なのかと錯覚してしまったどだ。だがこうしてレポートを書くために写真を見ると、やはりこれは現実の出来事だったのだな。
山門は一間一戸の楼門。
一間一戸楼門はどうしても簡素で、軽い感じになってしまうものだが、この門は屋根も大きく、三間一戸楼門と見比べても遜色のない大きな門だ。
山門を入って正面には本堂。
その左側に庫裏。
庫裏の前には鎮守社。
本堂の右側には宝形の薬師堂があった。
(2003年04月30日訪問)