あすみが丘団地の西の入口の斜路には神社がある。天神宮だ。
今回は滑り台を中心に紹介するつもりだが、いま紹介しなければ永遠に機会が訪れないだろうから、神社を先に紹介しておく。
境内は斜面を造成して作られている。おそらくこの団地の造成前には、斜面の森の中にあった神社だったのではないだろうか。
鳥居や拝殿はまだ新しい。
拝殿の横には絵馬堂。
本殿は小祠で、拝殿から分離しつつも石段で登れるという、あまり見かけないタイプ。
その神社の東側に小さな公園がある。
この公園にはグローブジャングルと鉄棒しかない。滑り台がない公園を紹介するのは初めてだ。今回は滑り台の調査なので無視してもいい公園なのだが、よく見るとグローブジャングルがこれまで見たことがないタイプ。
内部には骨組みは少なく、広々としている。
ただしここに座っているだけでは回転はしない。中に座る人と外で回転を加える人が別々に必要なグローブジャングルなのだ。
これまでロゴが入っていたシャフトのキャップはのっぺらぼう。そのためメーカーは不明。
下部の回転箇所。
これまで紹介してきたグローブジャングルは、踏み板の下は平面になっていて、球体というより底面のある達磨かヤカンのような形状なのだ。
しかしこの物件は、外周のカーブはシャフトにボルトで固定されている。そのため、外形は完全な球体になっている。
(2004年03月14日訪問)