中郷公園の富士型台

滑降部の手すりの高さが変化。

(徳島県小松島市中郷町豊ノ本)

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この日は滑り台のほかに小松島の寺社も一緒に巡ったのだが、今回は滑り台の記事に集中して寺社はまた別の機会に紹介するつもりだ。

ここは癪除観音堀越寺の近くにあった中郷公園である。富士型の滑り台があった。

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アーチデッキ富士型は鳴門市の、南浜第3公園幸町公園で見てきたがちょっと印象が違う。

横から見ると、滑降部の手すりの高さが、上から下に向けて徐々に低くなっている。

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鳴門の2台と最も違うのはデッキの幅。鳴門は滑降面より広いデッキだったが、この台は滑降面と同じ幅しかない。

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滑降面は2面ともステンレスだった。

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この公園にはもう一つ、単装の滑り台がある。

こちらもアーチデッキ型で、富士型と同様に滑降部の手すりが徐々に低くなっていくタイプだ。

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アーチデッキ型は滑り台保存館でも多数のエントリがあるが、このように手すりが逓減するタイプは未登録ではないかと思う。

あえて言えば、開放デッキ型の#006の滑降部と共通性がある。

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タラップ部分の手すりも#006とよく似ている。

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滑り台保存館では#006のメーカーをサトミ産業と推測している。

滑り台メーカーの特徴は、滑降面に顕著に現れるので、この滑り台もサトミ産業製ということなのか?

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グローブジャングルもあった。

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サトミ産業のロゴだ。

ということは、あの滑り台もサトミ産業製と見てよさそう。ステンレスの滑降面で、手すりが逓減するものは今後サトミ産業を疑えばいいということなのだ。

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箱ブランコの骨。

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公園にはほかに立派な忠霊塔があった。

(2003年09月15日訪問)

民俗小事典死と葬送

単行本 – 2005/12/1
新谷 尚紀 (編集), 関沢 まゆみ (編集)

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