新蔵公園のアーチデッキ台

塗り分けの多いアーチデッキ並型滑り台。

(徳島県徳島市新蔵町3丁目)

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公園をひとつひとつ巡りながら、沖浜(おきのはま)から県庁付近まで来た。このエリアでは以前に、みなと公園を紹介している。

この公園では、当サイトで「アーチデッキ並型(なみがた)」と呼んでいる滑り台を紹介しよう。滑り台保存館分類#010に該当するタイプだ。タラップを登りきったところと、滑降部へ入るところの2ヶ所にアーチ状の意匠があるのが特徴である。

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このタイプの滑り台を詳細に観察するには、以下の点に着目するとよいだろう。

・主柱の本数。

・タラップの段数。

・タラップを登りきったところの手すりの形状。

・滑降部へ入るところの手すりの形状。

・滑降部の材質。

・滑降部のを降りきったところの端の形状。

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滑降部の材質はステンレスで、タラップは9段。滑り台保存館#010とは、タラップを登りきったところの手すりの形状が違う。かなり近いのは#168だが、滑走部を降りきったところの手すりの形状がやや角張っている点で異なる。

この物件を、当サイトでのアーチデッキ並型の標準リファレンスモデルとしたい。

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滑り台保存館で本物件と同じものが登録済みなのかどうかは調査不足。

滑り台保存館ではこのタイプを「標準型」あるいは「スタンダード」と呼称しており、明確な固有名称がないうえ、手すりの形状ごとのインデックスがないため、同定が難しいタイプの滑り台なのだ。

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デッキから滑降部を見たところ。

滑降部の手すりやタラップの手すりはクランプ状の金物でネジ止めされている。

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グローブジャングル。

回転するジャングルジムだ。

この公園の遊具は、滑り台といいジャングルジムといい色の塗り分けが細かすぎる気がする。「色鬼」という遊びをご存知であろうか? 鬼が宣言した色を触らない子を捕まえるというルールの鬼ごっこだが、細かすぎて色鬼遊びがやりにくそう。

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メーカーはこのロゴから日都産業であることがわかる。

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シーソー。

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サドルの下部にスプリングが付いている。

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支点が移動できるようになっているタイプ。体重が異なる子ども同士で遊ぶときに支点をずらすのだ。

これを見ると軸受けが3つあるが、おそらくこちらから見て右の軸受けがバランスの重心で、左に2段階支点を移動できるものと思われる。

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フタコブラクダのライド。

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パンダのライド・・・じゃないよね。ちょっと無理があるだろ。

(2003年09月01日訪問)

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