西富田公園の十四面体

分子模型のようなジャングルジム。

(徳島県徳島市栄町4丁目)

徳島市の飲み屋街鷹匠(たかじょう)町、そこから南へ少し歩くと栄町となる。飲み屋が途切れ、一見すると地味な住宅街のように見えるエリアだ。だがここは鷹匠町で飲んだあとカップルがしけこむラブホテル街であり、単身者が遊べる格安風俗店「ちょんの()」が密集する町でもあるのだ。元赤線で別名パンパン通りともいわれる。

看板の出ているラブホテルは誰が見てもそれとわかるが、ちょんの間はとても見えにくい物件だ。見えない人は店の前まで連れていかれ「ハイ、これがそうです」と言われても、まだ見えないかもしれない。(あなたにも見えるかどうかはストリートビューでお試しあれ。しもた屋も含めたらかなりの店舗数があるし、現在、2017年7月撮影分のストリートビューには昼間から営業している店で顔見せ中の嬢とやり手(ばばあ)が写っているので見つけやすい)

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さて、その栄町の一角に、西富田公園という公園があるので入ってみた。

また公団型滑り台がある。

ステップは9段、手すりの柱は4本、きょうこれまでに見ている公団型と違いは感じられない。

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いや「違いが感じられない」などと思うのは、「ちょんの間どこにあるの?」というのと同じなのではないか・・・よく見るんだ・・・何かないか・・・

・・・ダメダ、ナニモナイ。

やっぱり時代の新しい公団型滑り台について語るのはまだ早かった。

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この公園にはもう一つ面白い滑り台がある。

14面体の分子模型みたいなもので出来たジャングルジムとそれに接続した滑り台だ。

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滑降部は、解放デッキ並型滑り台によく使われるパーツ。

面白そうだけど、やっぱり遊びにくそうだなあ。

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十四面体の一部にはコンパネでしきられた部屋があって、かつては床もあったようだが蹴破られていた。

(2003年09月01日訪問)

図解建築用語辞典

単行本 – 2013/12/1
建築用語辞典編集委員会 (編集)

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