引き続き、付近の公園を巡る。
坂出市の北部には緩衝緑地帯という幅50mはあろうかという緑地があって、工業地域と住宅地を分離している。かつてこの地域にあった入浜式塩田からの塩風を止めるための防風林だったのかもしれない。
この緑地にそっていくつかの公園が並んでいる。
その公園のひとつ、東大浜第2公園。
遊具は少ない。
そのひとつがこのタイヤブランコ。
ちょっとひとつひとつのロープが近すぎやしないか? 別の遊び方が発明されそう・・・
滑り台は1脚のアーチデッキ型で、FRP樹脂成形の滑降部を持つ。
一見すると平凡に見えるが、初めて見るタイプである。決定的な特徴は、タラップの手すりがデッキと接合しておらず、隙間があること。これは先ほどの東大浜第2公園の滑り台とも共通する。もしかすると同じメーカーなのか。
滑降部の背面を見ると、繊維のテクスチャがよくわかる。
柱の固定方法。
ボルトで固定しているため、デッキ上にはボルトの頭が出ている。ここは溶接で固定すべきポイントだと思う。
柱の下部。
単純な独立基礎。
タラップは角パイプを側桁として、曲げた縞板を踏み板として溶接している。このポイントも東大浜第2公園と共通する。
タラップの段数は9段。
柱のとデッキの床を固定する六角ボルトの頭が写真の下部にちらっと写っている。
また、滑降部とデッキの固定も鍋ネジになっている。滑り出しのところに金物があるのってちょっと気持ち悪い。
(2004年10月11日訪問)