新開東公園の分離太鼓台

太鼓雲梯台に擬態したシングル台。

(香川県高松市松福町2丁目)

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高松刑務所の北東にある公園。

高松刑務所は市街地にあるのだが、往来に面しておらず周囲360度を宅地に囲まれた場所にある。刑務所の外周は道路があるが、往来には直接つながっていない。まるで城のなわばりのような道路になっている。

この公園はその刑務所の外周道路に面しているため、やはり往来からは見つけにくい場所になる。

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コンクリ山があった。

ヘの字型の山だが、両側ともホールドのある斜面で、滑降はできない。

せっかくだからこのホールドももっと密に並べれば、上からビー玉を落とす遊びなどができそうだが、これではそういう遊びもできない。

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園内には他に、ブランコ、クローバー型ラダー、シーソー、太鼓雲梯、滑り台がある。

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クローバー型ラダークライム。

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滑り台はかなりユニーク。

一見すると開放デッキ型滑り台と太鼓雲梯が合体した複合台にみえるのだが、、、

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横から見るとそれぞれは分離しているのだ。

滑り台自体は、徳島県の鳴門市で見た台と同じだ。

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太鼓雲梯複合台に擬態した、ただの滑り台なのである。

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滑降面は徳島県に多く分布するFRP樹脂版。

このタイプの滑降部を作ったのは、徳島市にある梅村体器というメーカーではないかという可能性が出てきている。

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この樹脂版構造の滑り台の多くが寿命を迎えている。

この物件も裏側から見ると部分的にかなり薄くなって透けている。いつなくなってもおかしくない滑り台である。

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デッキから滑降部を見る。

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めずらしくタラップ側を上から見たところ。

太鼓雲梯までは距離があるので、組み合わせて遊ぶのには向かない。

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シーソーは支点固定型の木造の2連式だが、1つしか残っていなかった。

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ハンドルはT字型で、サドルの下にはスプリング。

鳴門市の幸町公園のシーソーとほぼ同型だが、あちらは1連式だった。

(2004年10月31日訪問)

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