清光院

不動明王を祀る不思議な石幢がある。

(島根県松江市外中原町)

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清光院。松江、西の寺町の寺のひとつ。

月照寺と同じ山並みにあるが、寺は少し斜面を上ったところにある。

参道は緩い石段になっており、門前にはシキミなどを売っている花屋さんがある。

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先ほどまでいた月照寺からは200mほどの距離だが、ここは車で移動。

寺町巡りでは市街地で駐車場の確保が困難な場合は、複数の寺をまとめて見るしかないが、郊外の寺の場合は短距離でも車で移動したほうがいい。最後の寺から、最初の寺まで戻る時間がばかにならないからだ。

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山門は四脚門。

本堂は右側になる。

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山門の脇には鐘堂がある。

柱にコロビがなく添え柱が目立つ不思議な外観。

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山門の横にあった謎の石幢ふうの祭壇。

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対になっった石造厨子のようなものがあり、中には不動明王と思われる石像が納められている。

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本堂は南面している。

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本堂の右側には玄関、庫裏がある。

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庫裏の入口。木魚も下がり中々の風格を感じさせる。

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本堂の左側にも何か堂がある。

このときボイスレコーダーには「座禅堂」と吹き込まれていたが、あとあと考えたらこれは位牌堂ではないかな。

(2005年04月30日訪問)

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