きょうは中山の農村歌舞伎の開催日。今回の訪島の目的には農村歌舞伎を見ること含まれている。日も傾き、そろそろ会場へ向かわなければならない。
ここまで札所72番→73番→74番とまわったのは、中山集落へ向かう道のりにあったからなのだ。
ただその前に中山集落でもう一ヶ所だけお寺に行くことにした。明日の行程を考えると、中山エリアはきょう中に終わらせておいたほうがいいと考えたからだ。
目的地は中山集落の奥地、伝法川の上流部のどん詰まりのお寺。地図を見て谷のどん詰まりにあるお寺には、どうしてもいろいろな妄想を抱いてしまうのである。
谷を奥へ奥へと進んでいくと、道ばたに赤い橋があった。どうやら神社があるらしい。
う~~~。時間がかなり切迫してきているが、行くか。
入口に石碑があり、神社の名前は殿川水天宮とのこと。
この辺の記憶がちょっとはっきりしないのだけれど、たぶんこの付近からさらに川のほうへ降りて行く道があり、もうひとつ神社がある。
社殿は拝殿と本殿が一体化している。扁額などがないので詳細はいっさい不明。
なんと社殿の真下から水が湧いているのだった。
(2007年10月07日訪問)