宝生院の西側は墓地になっていてお堂が見えた。
行ってみるとそれは宝生院の奥の院の地蔵堂だった。
宝生院にある3つ目の札所はこれかな?
自分の中ではここが52番札所なんだろうと何となく納得してしまい、それが本当の52番を見落とすというミスにつながってしまったのだ。
内部はちょっとしたお籠りができるような広さになっていて、仏壇のような空間に地蔵菩薩が祀られていた。
玄関上の小壁には縄が奉納されている。
この縄は、地蔵菩薩像の開眼供養に際して住職が手に持った筆に結ばれ、反対側は信徒たちが握ったものを記念に保存しているのだという。
地蔵堂の周囲は墓地になっている。
ここにも霊屋があった。
この地蔵堂がある北山の中腹には次の札所55番、56番が300mくらいの間隔でが並んでいる。宝生院の駐車場まで戻って、山を車で登り返すよりも、この山腹を徒歩で横移動したほうが早そうだ。
行って帰って2km近い行程になるが、気候も悪くないので歩いてみよう。
(2007年10月08日訪問)