林崎の街を少しぶらぶらしてみた。

ここはかつての花街であり、知る人ぞ知る赤線跡だ。

廃止され住宅地になっている赤線跡ってわかりにくい所はとてもわかりにくい。その雰囲気を感じ取って楽しむには、ちょっと場数を踏まないとだめかもしれない。

撫養街道に面したところには立派な商家が並ぶ。

蔵のある路地を入ってみた。

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ものすごい盗賊避けのトゲトゲがある大きな屋敷。

いや、もしかしたら使用人などに悪い虫が寄らないように造られたものかも知れない。

郭の雰囲気が特に色濃く感じられるのは、清光座の前の東西の通りだ。

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どんどんむかしの風景が変わっているので、林崎を観たい人は早めに行ったほうがいいだろう。

古い銭湯の跡があった。名前はたぶん養老湯。

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擬洋風のファサードはポップな色使い。

2階建ての長屋。

断言はしないけれど、元ちょんの間ではないかな。

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もと料理屋。

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欄間の細かい細工に往時の香りがわずかに残っている。

街角の防火水槽。

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格子戸のある商家。

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築地塀のある大きなお屋敷。

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清光座の西側にはドブ板のある古い長屋がある。

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この一角は林崎の中でも特に歴史を感じさせる。

共同トイレ？

まるで昭和30年くらいのまま時間が止まってしまったようだ。