神川町大字小浜の中心。不規則な形のT字路は部分的に道幅が広く、かつては道の真ん中で盆踊りとかどんど焼きでもできたんじゃないかという、広場みたいな場所だ。
そういう場所にはたいてい火の見櫓があったりする。
大して気になったわけではなかったが、一応写真を撮っておくか。
背が高く、途中に2箇所の踊り場がある。これは望楼部分まで登ったらけっこう怖いだろう。手すり付きのバルコニーの部分なんて、多宝塔の欄干みたいなもので飾りなんじゃないか。
形状は以前に紹介した鮎川の火の見櫓と同形。群馬県と埼玉県という違いはあるが、同じ鉄工所によって建てられたものだろう。
立地的にもよく似ているので私の中で記憶が混じってしまっている。
写真の撮り方が雑だったので、紹介するのはどうかと思う物件だったが、2021年確認したらもう無くなっていたので、1枚だけの写真だが載せることにした。
(2007年02月10日訪問)