それでも県道ばかり走っていても目新しさがないので、神川町で字から字へ通じる細道へ入ってみた。
そこで回旋塔のある公園を発見。
回旋塔とは、円環になった動く雲底といった感じの遊具で、基本的には2人以上でしか遊べないものだ。
ただ、遠心力が強すぎて子どもが飛ばされるから危険だとされ、全国的に撤去が進んでいるレアな遊具である。
心柱がトラス構造というのも珍しいと思う。
さらには遊動円木もある。
遊動円木、回旋塔、箱ブランコは三大遊具狩りターゲットであり、実動する公園自体が珍しい。
構造的に稚拙な感じがあり、近所の鉄工所による一点モノであろう。
この公園は他の遊具も個性的で見どころが多い。
ブランコと滑り台が一体化した複合ブランコ。
ジャングルジムと雲底、滑り台が一体化した複合ジャングル。
太鼓雲梯の片側が90度を越えた円弧でつながっているというめずらしい構造。
滑降部は手作り間が強く、手すりの束柱のところの細かい隙間に安全面での不安を感じさせる。
これまで、箱ブランコと回旋塔の両方を備える公園は紹介しているし、ここで、遊動円木と回旋塔の両方を備えた公園を紹介することとなった。
こうなると、三大遊具狩りターゲットをすべて備えている公園を見てみたくなる。
(2007年02月10日訪問)