白水ダムへ向かう。そのダム湖の少し手前の一軒家にベーハ小屋があった。
20年前くらいまでタバコを栽培していたという。
現在、この辺りにはタバコ農家は残っていないが、大野町のほうにまだ数軒の農家が残っているという話を聞いた。
ベーハ小屋の形式はたぶん大阪式。
越し屋根の側面の換気方法が突き上げ戸になっているからだ。また、妻面に突き上げ戸がないのも大阪式という判断の理由である。
2023年現在、衛星写真を見るとあたりの地形が大きく変わっており、この人家もなくなっている。土石流災害でもあったのか。
(2012年03月24日訪問)