園瀬川は八万町で巾着のような蛇行を繰り返す。
次に向かう「花房」集落は、巾着型の内側にある水田を中心とした土地で、背後は段丘崖だから橋を渡らなければ行くことができない場所だ。
この
橋の東詰め。
橋の幅は乗用車が無理なく通行できるが、離合はできないから橋のたもとにすれ違いのための待機場がある。
この橋の上に描かれている〓みたいな白線はなんなのだろう。
徳島市内の他の沈下橋にも引かれているので何か意味があるのだろうけど、あまり他県で見た記憶がない。
橋の上から川面を見ると魚が泳いでいるのが見える。
下流方向にはカニモジというカニを捕るための仕掛けがあった。
2つ造られているが、ひとつは壊れてしまっている。
上流方向にも点々とカニの仕掛けが見える。
橋の西詰め。
大きく描かれた矢印もどういう意味なんだろう。橋の中央を走れみたいな意味か?
80年代のSFアニメの宇宙基地とかにありがちな雑な背景みたい。
橋を渡ってすぐに、道の両側に石柱のようなものがある。
神社の幟立てかと思ったが、小さな穴がひとつ空いているだけ。
明らかに結界だとは思うが、何なのかは判らなかった。
橋をわたった先の土手にお旅所と思われる場所があり、特徴的なムクノキ(?)が1本そびえている。
花房集落への道はホントにうねうねしている。
きょうび、こんなに不規則な田んぼというのも珍しいのではないか。
こういう田んぼ、どう見たらいいの?
かつての川跡湖の痕跡か何かか?
遠くに花房集落の火の見櫓が見えている。
(2006年12月30日訪問)