きょうは徳島市内の八多町で水車小屋の撮影。八多町は水車小屋の多い地域だ。水車小屋については次章『阿波國すきま漫遊記 第6話』で取り上げる。
八多町は徳島市内では最も山深い土地で、分校もある山里だ。斜面を利用した柑橘栽培が盛ん。
八多川にそった両岸には段畑の風景が続く。
その集落から、
一見するとベーハ小屋と見間違いそうなのだが、これがみかん蔵。
違いは言語化するのが難しいけれど、まぁ、なんとなく区別はできる。
みかんは収穫してすぐに出荷するのでなく、蔵で熟成させて出荷する。あるいは、相場が良いときを狙って出すための備蓄なのかもしれない。
みかん蔵の中は、以前に見せてもらった記事があるので参考にしてほしい。
この場所から奥地は本当に山深く、しかも人家も観光できる要素もない場所で、市民でもあまり立ち入ることはないと思う。
(2006年12月16日訪問)