きょうは市場町、土成町、吉野町界隈で火の見櫓の写真をずいぶん撮った。
そのうちのひとつを紹介しよう。
これは川北街道の旧道、
火の見は全体的に直線的なパーツで構成されていて、マッチ棒や割りばしで造った模型みたいな雰囲気。
トラス構造だが、一番下の部分にはX字型の装飾がある。
半鐘はすでにない。
屋根も四角形。蕨手までがカクカクしている。
さて、この火の見の辻にはもうひとつ見逃せないものがある。
それは火の見櫓の横の小屋に関係するのだが、なんと左側の水路の河道にプールがあるのだ!
一種の河川プールではないかと思う。小屋はその休憩所等の付帯設備なのだ。
水はさすがに河川水ではなく水道だと思いたいが、たぶん浄化施設などはなく、掛け流しであれば排水は直接川に捨てられるというおおざっぱな構造。
元々川で遊べた場所だったのが、災害復旧工事の関係できちんとしたプールに格上げにでもなったのか? 中々理解できない施設だ。
プールの北側にはタバコ畑があった。
昨年、香川で見たのと同じような透明のマルチが使われている。
水田にできる場所で、コメとの輪作になっているのだろう。これまで見た黄色種は基本的に水田が可能な場所で栽培されている。
火の見櫓の遠景。
(2009年04月26日訪問)