きょうはゴールデンウイークの最終日。瀬戸内の海岸にある津嶋神社にでも行ってみようかと遠出してきた。
神社付近で旧道をゆるゆると走っていたら、ベーハ小屋発見。
しかも初めて見るベンチレーター式のベーハ小屋だ。
ベーハ小屋を知らなければ、辻堂か何かの仏教建築かと思ってしまいそう。
屋根は宝形造りで中央に換気塔がある。
下屋が広くて作業がしやすそう。現役の農家みたいだけれど、よく整理整頓されて敷地内もきれいに除草されている。勤勉なお宅なのだろう。
換気塔は単純な気抜きにしては大げさな箱がついているので、動力による強制排気になっているのではないか。
興味深い物件で、話が聞きたくて翌年にも訪れたのだけれど、2回ともお留守だったため詳細はわからない。
このベーハ小屋の近くには踏切がある。
電車とベーハ小屋が一度に見られるという珍しいロケーション。
辻には火の見櫓がある。
デッキのような意匠があるけれど、足を踏ん張る床としては狭すぎるのでハシゴに立ちながら半鐘をならしたのではないか。
その半鐘もすでに失われていた。
(2009年05月05日訪問)