第3分団の火の見櫓

上部のデッキが取り外されたか。

(徳島県佐那河内村下尾境)

八多町で水車小屋群を見たあと、他にいままで気になって素通りしていた水車小屋を確認してみることにした。ついでに日帰り温泉でも入ろうと県西へ向かった。

八多町からは小さな峠を越えるとすぐに佐那河内村へ入る。そこから徳島市の上八万町へ抜け、国府町方面から県西へ向かうつもりだ。

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佐那河内村へ入ってすぐに、小さな谷川があり、小屋のようなものが見えた。

「水車小屋か?」

と思って車を止めて近づいてみた。

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どうやら炭焼き窯のようだ。

そうそう簡単には水車小屋は見つからないよね・・・

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この場所の反対側には消防分団の用具倉庫があり、その上に火の見櫓があった。

なんだか寸づまりな感じ。上部のデッキが取り外されたか。

消防分団の倉庫はその後建て替えられ、現在は火の見櫓はなくなっている。

(2006年12月16日訪問)

路上観察学入門 (ちくま文庫 あ 10-5)

文庫 – 1993/12/6
赤瀬川 原平 (編集)

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