アーチ看板を過ぎて少しいったところに公園があり、ユニークな滑り台が見えたので写真をとっていくことにした。
この住宅はたぶん近くにあった本川小学校の教員の家族住宅か、あるいは雇用促進住宅ではないかと思う。終戦後造林のためいたくさんの労働者が山に住んだし、いくつものダムやトンネル建設に携わった労働者は半生をこの山奥で暮らしたかもしれない。子どもも多かったのだろう。
もちろん現在は子どもも少なく、本川小学校も廃校になっている。
気になった遊具はこのチェーンクライムと奥に見えるゾウの滑り台だ。
ゾウをかたどった滑り台はときどき見るけれど、このタイプは初めてじゃないかな。
ハリボテなのだが、それがかえって中に隠れられる空間を作り出している。
滑降面は鉄板。
ほかにFRPの滑り台、グローブジャングル、ブランコと、狹い公園に遊具がひしめいている。
ライオンのライドとペリカンの水飲み。
2014年ごろまでにこの公園はなくなり、その後防災倉庫が建った。
(2007年03月04日訪問)