明丸海岸

枕状溶岩が見られるというがよくわからず。

(徳島県美波町山河内明丸)

写真

南阿波サンラインの区間で道路で降りられるもう一つの浜、明丸海岸。

写真

浜には砂利が多く、砂浜がほとんどない。海水浴などには不適な場所に思えた。

この海岸もほとんど人が来ないプライベートビーチみたいな場所だけど、私がよく行く袙海岸に比べると少し荒々しく、心がゾワゾワする感じ。岩場にもカメノテやフジツボなどが見当たらず、生きものの気配が少ないのだ。

袙海岸が紀伊水道に面しているのに対して、ここは太平洋に開けているからだろうか。

写真

若者が3人岩場に登っていた。

基本的には釣り人が来る場所なのか。

写真

ただここには地質的に見るべきものがあるとして知られている。

徳島県南の地質、四万十帯には様々な岩石が複雑に折り重なった地域なのだが、この明丸海岸には玄武岩が露頭している場所なのだそうだ。

写真

そうは言っても、浜には何の案内板もない。

海底での火山活動に起因する枕状玄武岩があるというのだが、どの辺を見たらいいのかもわからず・・・。

枕状玄武岩とは、海底で火山活動が起きたとき、流出した溶岩が海水に触れて丸く固まったものである。

写真

これとかが枕状溶岩なのかな。

(2007年09月15日訪問)

樹皮ハンドブック

単行本 – 2006/10/20
林 将之 (著)
樹皮で樹木を見分けるフィールド図鑑。身近な樹木と有用樹、計158種の樹皮3態(若木・成木・老木)を集成。樹種ごとの樹皮の違いや特徴が一目で分かる。

amazon.co.jp