高越寺・下の坊

高越寺の山麓伽藍。

(徳島県吉野川市山川町井上)

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高越山は標高1,133mあり、海抜30m程度の吉野川平野から一気に立ち上がっているのでとても目立つ山だ。

阿波富士という二つ名もある。

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その登山道の入口は川田神社参道の小さな路地だ。

狭い道だが石門があるので登山道の始まりがはっきりとわかる。

➡ 場所

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その路地を道なりに進むとやがて鳥居が見えてくる。

ここから山道になり、山頂の高越山まで徒歩で登ることができる。

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山頂の尾根を直登する登山道があり、標高差1,000mを登る。

富士山の5合目から山頂までが1,300~1,400mほどだから、富士山へ行く前の練習にちょうどいいかもしれない。

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鳥居があるのは、高越山が修験の山で神仏混交だからだ。

その隣りにはハシゴ半鐘。

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鳥居から先しばらくは舗装道路になっている。

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100mほど進んだところに宝形造りの堂がある。下坊(しものぼう)観音堂という。

後ろの瓦屋根の建物はたぶん高越寺の山麓伽藍か、宿坊だろうと思われる。

もちろん山頂付近まで車で登ることもできるので、きょうは車で行くつもり。車道はこの登山路とはまったく絡まない別の場所を大回りしてゆく。

(2002年11月17日訪問)

今こそ行きたい日本の神社200選 (TJMOOK)

ムック – 2022/7/26
島田 裕巳 (監修)
本誌は22社、神宮、大社といった社格の観点に加え、地域ごとの特徴的な信仰なども鑑み、訪れるべき神社200社を厳選。その神社ならではの宝物や建築物といった見所を紹介するほか、祭神の歴史や由緒を写真とともに解説します。

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