山彦大権現から道なりに150mほど行ったところに寺があった。
真言宗大覚寺派、薬師院醫光寺である。
山彦大権現から行くと寺の境内に直接乗りつける道になっているが、この寺の本来の参道入口は県道248号線にあり、50mほどの石段が続いている。
当サイトとしては、参道から順番に紹介するつもりなのでいったん参道を降りて登り返した。
寺は集落を見おろす一番高い場所にあり、石垣で築かれている。
山門は薬医門。
門の左側には可愛らしい鐘堂。
門の右側には子育地蔵。
本堂は切妻平入りというあっさりした造り。もしかして家大工が建てたか?
本堂の左側には観音堂がある。観音堂の内部は護摩堂になっている。護摩を炊いても天井が焦げないような天蓋があった。大晦日に護摩法要があるそうだ。
本堂の右側には庫裏。
庫裏と本堂の間には書院がある。
境内の左側には斜路があり車で境内に入れる。
車入口のところには大師堂があった。
(2002年11月23日訪問)