関ヶ原鍾乳洞というのがあるというので寄ることにした。
立て札に書かれていた由緒書きによれば、その昔、
そういえば確か子供のころに読んだ絵本にこんな物語が載っていたのを思い出した。日本武尊が蝦夷征伐の帰路に伊吹山(この近辺)にさしかかったとき、頼まれて山に住む荒神を退治することにした。日本武尊は最初荒神をなめてかかったために、毒雨攻撃を受けて絶体絶命のピンチに。きれいな清水を飲んでなんとか一命をとりとめる。だが結局このときの病気が元で伊勢地方で命を落としたというもの。
これがその物語に登場した清水というわけだ。日本武尊自体は実在した人物ではないから、言ってみれば「この桜は花咲爺が植えた桜です」みたいな言い伝えと同じレベルと言えるのだが‥‥。
(2000年03月18日訪問)