寺町めぐり２軒目の寺。

対泉院は、寺町の南のはずれにある寺。

門前の道路は遠野市街のはずれの桝形（道路がクランク状に折れ曲がっている場所）である。

門前の道を入っていくと、黒光りした塗り瓦の四脚門と本堂が見えてくる。四脚門や本堂の棟にはシャチホコが上がっている。

ＲＣ造の本堂。

本堂の左側には六地蔵堂と水子地蔵堂がある。

水子地蔵堂は軽量鉄骨むきだしの構造で、倉庫みたいだ。

そして、本堂の右側には九輪の付いた中国風の八角堂があり、中には金剛力士像が納められている。

昭和55年に東京大空襲の犠牲者の冥福を祈るために作られたという。

自称日本一の仁王像ということだが、どの辺りが日本一なのかは不明。

コンクリ仏だが造形はまとも。まとも過ぎて面白くないくらいまともである。