西大寺

裸祭りで有名。境内には三重塔と3棟の楼門がある。

(岡山県岡山市東区西大寺中3丁目)

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西大寺。通称「西大寺観音院」は岡山市西大寺にある寺。

寺である西大寺の門前町としての西大寺は、現在は岡山市に含まれているが元々は西大寺市という独立した市で、岡山市と合併して現在に至っている。

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西大寺の境内の東側は堤防で、そのすぐ脇は吉井川という大きな川になっている。

西大寺を有名にしているのが二月に行われる“裸祭り"だ。「宝木(しんぎ)」と呼ばれるお札を裸の男たちが奪いあうという勇壮なもの。同様の祭りは全国の他寺院にもあるが、私の実感としてはおそらくここ西大寺の裸祭りが一番有名だと思う。

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竜宮門。

1階の通路の幅がとても広い。三間三戸竜宮門とでも呼べばよいのか‥‥。

境内には他に、三間一戸楼門、一間一戸鐘楼門がある。ひとつの寺に3つの楼門があるというのは他にすぐには思い浮かばない。

境内パノラマ

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本堂。大きな建物である。ここで裸祭りが行われる。

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三重塔。江戸中期の建物。

その背後には経蔵、右側には楼門が見える。

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大師堂。

境内には他に、庫裏、書院、四脚門、鎮守社など。

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三間一戸楼門。その前は門前町になっている。

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楼門の前には数件の土産物屋がいまでも営業している。

門前町はアーケードになっているが、あまり活気のある商店街ではなかった。

(2001年04月30日訪問)