金山寺から岡山市街へ向かう。岡山市街のはずれ、岡山大学のキャンパスの近くに法界院という寺があったので立ち寄った。
田んぼの中に三間三戸の二重門がある。
一見してのどかな場所のように見えるが、周囲は住宅地が迫っていて、写真のイメージとは裏腹の狭苦しさを感じる土地であった。岡山大学の学生に路上駐車させないためのプレッシャーなのだろうか、車を置きにくいオーラを放散している住宅街だ。
山門の前に数台の駐車スペースがある。
と言っても、このスペースに自分が停めたら写真の邪魔になるので、いったん路上に停めて山門の写真を撮ってから駐車する。
二重門を過ぎて短い石段を登ると、八脚門がある。
八脚門としては最小クラスの門であろう。
八脚門を入るとすぐ右手に百度石があった。
本堂は入母屋の妻入り。
境内は広々していて、空が広く感じる。
写真の左から、大師堂、鐘堂、観音堂。
茶堂。
内部が休憩場になっていて、その床面は四国霊場のお砂踏みになっている。
境内には他に、庫裏、東司、水盤舎。
(2001年04月30日訪問)