誕生寺のつづき。
本堂の左側には宝形造の観音堂がある。
このあたりから境内には木が茂っていて、急にしっとりとした雰囲気になってくる。
端を渡って勢至堂方面へ向かう。法然は幼名を「勢至丸」と言ったそうである。
この川もかつては法然の父の館の掘割だったのだろうか。川にはホタルがでると書いてあった。覗いてみると川底に無数のカワニナがいた。
勢至堂の入口は薬医門。
その先には円窓つきの八脚門がある。
八脚門と勢至堂は壁でつながっている。
勢至堂の裏手には、法然の産湯の井戸というものがある。
水は飲めないと書いてあるし、見た感じもちょっと飲みたくない井戸であった。
また八脚門の左手には大仏があった。
境内には他に水子地蔵堂。
(2001年05月05日訪問)