誕生寺・勢至堂

誕生寺の奥の院。法然産湯の井戸がある。

(岡山県久米南町里方)

写真

誕生寺のつづき。

本堂の左側には宝形造の観音堂がある。

このあたりから境内には木が茂っていて、急にしっとりとした雰囲気になってくる。

写真

橋を渡って勢至堂方面へ向かう。法然は幼名を「勢至丸」と言ったそうである。

法然の父は豪族だったが、ライバルから襲撃され命を落とす。その戦いのさなか、幼少の法然は弓で敵将の片目を射た。

敵将がこの川で目の傷を洗ったところ、その以後、この川には片目の魚が現われるようになった。そのため川のなを「片目川」というようになったという。

写真

この川は誕生寺の七不思議に含まれていないのが謎。

この川もかつては法然の父の館の掘だったのだろうか。

川にはホタルがでると書いてあった。覗いてみると川底に無数のカワニナがいた。

写真

勢至堂の入口は薬医門。

写真

その先には円窓つきの八脚門がある。

写真

八脚門と勢至堂は壁でつながっている。

写真

勢至堂の裏手には、法然の産湯の井戸というものがある。

水は飲めないと書いてあるし、見た感じもちょっと飲みたくない井戸であった。

この近くにムクノキがあり、法然が産湯を使ったときにテンカラ2枚の白旗が舞い降りて枝に掛かったという。これも七不思議には含まれていない。

写真

また八脚門の左手には大仏があった。

釈迦如来かな?

写真

中々に姿のよい名大仏だと思う。

境内には他に水子地蔵堂。

(2001年05月05日訪問)