名刹黒石寺に向かうため再び水沢市に戻る。
龍徳寺は水沢市南西の“宿"という集落の中に隠れるようにしてあった寺。
お盆でお祭りでもあるのだろうか。子供たちが作ったあんどんが境内を飾っていた。こうしたあんどんには
総門は薬医門。
薬医門を入った先の境内は幼稚園になっている。
総門を入って進むと一間一戸楼門の山門がある。
この山門には山廊がついている。山廊というのは楼門に登るための階段を覆っている建物のこと。通常は三間以上の大型の楼門や二重門に付属する建物であり、一間一戸楼門に付属するのはきわめて珍しい。見たのは初めてだ。
珍しいので、いろんなアングルから写真を撮っておく。
参道の突き当りに本堂。境内には樹がたくさん生えていて見通しがきかない。
本堂の右側には庫裏がある。
本堂の前はまわり場になっている。岩手県は本当にまわり場の多い地域だ‥‥。
本堂の左側には方2間の宝形の観音堂があった。
(2001年08月13日訪問)