黒石寺(こくせきじ)。行基が開基、円仁が中興したという伝説のあるこの地方の名刹。
全盛期には48の堂塔を連ねたというがたびたびの火災で衰微し、今は広大な境内が寺の規模を物語るだけである。
駐車場に車を置いて、境内まではすぐ。
短い石段を登ると本堂の屋根が見えてくる。
本堂の薬師堂。寄棟造、円柱で柱は太くて豪壮な堂だ。建立は明治17年。2日目に見た大興寺観音堂と同じ大工が建てたのだという。
境内の左側には釈迦観音堂。他に宝物館、妙見堂(左写真)、庫裏など。
(2001年08月13日訪問)