山頂に着くと、素朴な八脚門が出迎えてくれる。
それに観光客というかハイカーが4~5人いた。今回の旅も観光客のいないような寺が多かったから、4~5人といえども自分以外の観光客がいると印象に残ってしまう。
観音堂は堂にそぐわないほど立派な石垣基壇の上に立っている。ちょっとケバい唐様建築である。
鐘堂。かなり質素な建物。仏教建築らしさがほとんど感じられない。
梵鐘は一応県文。
境内には他に鎮守社。
あとでよく地図を見たら、本坊の(?)大仰寺というのが少し先にあったようだ。車道もないし、生活できそうにないからおそらく無住の寺なのではないかと思う。
このあたりにもう一度来ることがあれば再訪の必要がありそうだ。
なお富山は「松島四大観」の一つといわれている。つまり、松島の眺めのよい4つのポイントのひとつという意味だ。
展望台がしつらえてあって、松島湾を遠望することができる。
眺めはこんな感じだ。海が陽の光を反射して銀色に輝いていた。
(2001年08月15日訪問)