辻時計は佐田神社の門前にある。

せっかくなのでこの神社にはお参りしていこう。

きょうは12月29日なので、もう門松も立ち、新しい注連縄も下がり、すっかりお正月の準備ができている。

神社は崖の上にあり、長い石段が続く。

途中に神楽殿みたいな建物があった。

中を覗いてみると神輿が置かれていた。

石段はまだまだ続く。

湾が見えてきた。

私は漁村よりも農村タイプの人間だと思うので、漁村には住みたいとは思わないのだけれど、こんなふうに家々がぎっしり詰まった先に海が見える風景は好き。

境内に到着。

拝殿は切り妻平入りの上に乗り越し屋根の千鳥破風があるように見えるが、実はそうではない。切妻平入りの大きな幣殿の前部に細っそい拝殿が横長に接続した、凸型というよりも丄字形といった様相の不思議な造りだった。

拝殿の右側に水盤舎。

拝殿の左側はもしかしたら神饌所か。

裏側に回ってみる。拝殿よりも幣殿のほうが大きい様子がよくわかる。

本殿の右側から裏山のほうへ行く道があるので進んでみる。

その先の森の中に末社のアパートがあった。

祭神は左から、荒神社、八坂神社、住吉神社。