真言宗、釜山寺。 境内は横に長く、正面に見える庫裏から左へ向かって、玄関、本堂、大師堂と並んでいる。 山門は薬医門。 屋根の裏側に、櫛の歯のように並んでいる材を「垂木(たるき)」と言うが、この門の垂木は「吹き寄せ垂木」という並べかたになっている。二本ずつまばらに葺く並べかただ。神社で見かけることが多いように思う。 本堂の前には石灯籠。本堂の左側には大師堂がある。 伽藍配置は、さっき見た万福寺とよく似ていて、写真だけみたらどちらの寺だかわからなくなりそうだ。 写真手前は幼稚園になっていたところが、大きな違いか。 (2002年08月26日訪問)