破砕帯入口の水車小屋

中は見えなかったが保存状態はよさそうだ。

(群馬県下仁田町青倉)

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跡倉破砕帯を見るための通路の石段を降りようとしたとき、その右側に水車小屋があるのに気付いた。

青倉川では、これまでにも関平の水車小屋跡倉の二連水車の2つの水車を紹介しているが、その中間にもうひとつ水車があったわけだ。もしかすると青倉川にはまだ未発見の水車があるかもしれない。

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水輪は取り外されているが、軸は残っており、このことから内部にはまだ水車小屋の構造が残っているのではないかと思われる。

水の掛け方は下掛け。

用途はおそらくコンニャクの製粉ではなかったか。

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人家の庭にあり、人もいなかったので外から見るだけにした。コンニャクの製粉水車がどのような構造なのか、実物を見たことがないので、いつか見てみたいものだ。

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すぐ上流の堰から取水して、水路で導水していた。このように水量の多い場所では下掛けの水車が可能になる。

確認はできなかったが、以前に紹介した跡倉の二連水車もこの同じ水路に掛けられているのではないだろうか。

(2011年07月09日訪問)

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