藤岡中央公園の北側にある寺。
何度か前を通ったことがあり、群馬県ではめずらしい鼓楼があるのでいつか立寄りたいと思っていた寺だ。
城山公園に寄ったついでに立寄ってみた。
通りに面して、鐘堂と鼓楼が並んでいる。このように道路側に鼓楼を建てるのは浄土真宗の特徴だ。
ポールには国際仏旗が掲げられていた。
山門はややしまりのない感じの薬医門。袖塀つきだ。
境内には大銀杏。本堂の前に立っているため、本堂の青面からの写真が撮れなかった。
本堂は開いていたので参拝させてもらった。
金色に輝くまさに浄土のごとき内陣。
外陣には法事用のイスが並べられている。
天井は格天井。ところどころに天井絵がほどこされていた。
本堂の右側には玄関、庫裏。
玄関の前にははすいけ廟という合同墓がある。子供や兄弟がいない人なども安心して利用できるという納骨堂だ。
境内にあった宝形の堂。
何の堂だったかは失念。聖徳太子堂かな。
堂の屋根に乗っていた唐獅子。
鼓楼を外側からみたところ。ガレージの屋上が物干し台のようになっていて、そこに堂が載っている。
鼓楼とは鐘楼で鐘を打つように、太鼓を打つための楼閣である。内部は見えないので、太鼓があるかどうかはわからない。太鼓がなくても「鼓楼」といっていいかといえば、鐘がなくても鐘楼と言えるので、やはりこれは鼓楼としてよいだろう。
(2013年11月27日訪問)