看板にしたがって進むと、まずそこそこ立派な金色のパゴダがあった。
きちんと近くまで登るべきなのだろうが、ここまでの寺巡りで足の裏がヤケド寸前の状況。一段目までで勘弁してもらおう。
こちらは四角の基壇に釣鐘形の仏塔を載せたパゴダ。
こちらは逆に、丸い
このタイプの構造は、ミャンマーでは意外に見かけない気がする。ネパールのカトマンズにある目玉寺がこのパターンだ。
パゴダの横には巨大な水槽のようなものがあった。
ここまでにカゴ大仏っぽいものは見当たらない。
一度、看板があった場所まで戻って、途中の道を再確認したが、やはり途中にもそれらしきものはない。
あとあるとしたらこの先の僧院っぽいところしかない。あまり観光客が入っているようにも見えないが・・・。
半信半疑で僧院に入ってみた。
本堂っぽい建物がある。
しかも、観光客を載せてきたと思われるトラックタクシーが止まっているではないか。
ここでよかったみたいだ。
本堂の中に入ってみた。多少は参拝客がいるけれども閑散としている。
寺町の中では、まだ売出中なのかもしれない。
でももう少し案内を分かりやすくしないと、知らない観光客はパゴダのところで回れ右しちゃうぞ。
これがカゴ大仏か。
全体的な感じは、ターシャ寺院の本尊と同じように、タイ風。
これまでになくカゴのテクスチャがむき出しだ。
まさに、The カゴ! という感じ。
張り子のような細工をしないだけ、逆に編みの技術が問われそうだ。
僧衣と蓮台だけが金色に塗られていたが、地肌の部分は竹の生成り色。
境内には他に僧房などがあった。
カゴ大仏がなければ、かなり地味な僧院だ。
(2015年04月19日訪問)