真行寺の北門を出て、住宅街の中を少し西へ進む。
この通りはむかし武家屋敷街だったのではないかという雰囲気だ。
この道に常福寺という寺がある。
東側が駐車場になっているので道から境内全体を見渡せる。あまり大きな樹もなく殺風景だが、明るい境内である。
山門は四脚門で、袖塀と築地塀付き。
たぶんいつも閉まっていて、参拝者は左側の塀が切れているところから出入りするのだろう。
本堂、その右側に玄関・・・
・・・その右側に庫裏。
切妻を手前に見せるようにするのが庫裏建築の特徴だ。その点ではこの庫裏もそのルールに則してはいるが、ここは完全に民家ふう。
本堂の前には寝釈迦のレリーフがある。
(2003年04月27日訪問)