三つ寺が並ぶ旧出雲街道の南側にある寺、日蓮宗妙法寺。
出雲街道に面して愛染寺のむかいに薬医門があるが、これは裏門的なものである。妙法寺の伽藍は東面していて本来の山門も境内の東にある。
ただ、三つ寺を参詣した流れで、北側から境内に入ることにした。
北側から入ると最初にあるのが三十番神堂。
一間四方で、小さそうな外観の堂だが、実はでかい。横で休憩しているおじさんと比較してほしい。
三十番神堂の前にあった別の鎮守社。
シルエットは三十番神堂と似ているが、こちらはコンパクトなサイズ。
鬼子母神像。
なかなか迫力のある像だ。
本堂。正面5間の巨大な本堂。
江戸前期の建物で県重文。正面の2間が吹き放ちの外陣、日蓮宗本堂形式をよく表わしているという。
本堂の基礎は漆喰の亀腹になっている。
本堂の前には3間×2間の大きな鐘楼。
本堂の裏側のほうに玄関のようなものが見える。
この建物は、本堂と渡り廊下でつながっている。
方丈ではないかと思う。
それにしても本堂の真後ろに玄関があるというのは珍しい。
さらにその奥のほうにあった庫裏。
山門は薬医門。裏側からみたところ。
車両は通行できない。
自転車で廻っている関係で、ふたたび北門から出たせいで、山門正面からの写真を撮り忘れた・・・。
朝から寺社を25ヶ所も見てきているので疲れてきてるのかな。でも寺町巡りはまだまだ終わらないわけだが。
(2003年04月29日訪問)