運転免許センター(現在は移転)の南側の団地、「大原団地」。その一角にある公園に樹脂成形タイプの滑り台があった。
タラップ部分の手すりがそのままデッキの手すりに変化していく開放デッキ台かと思いきや、よく見ると、手すりの上部に2本の横木がある。
このようなタイプを当サイトでは「横木デッキ型」と分類している。
横からみると、デッキ部の手すりがかなり高いことがわかる。そのため補強のために横木が必要になったのだろうか。
タラップの手すりがそのままデッキの手すりになっている滑り台は多く、たとえば立岩第4公園の台などが当サイトのリファレンスモデルだが、デッキの手すりには貫が入っている。
ところがこの物件では、貫がなく全体的に細かい束柱が並んでいてまるで竪琴のようなデザインになっている。
タラップの段数は6段。
建築物では階段の段数は奇数がよいと言われるが、滑り台には特にそういう決まりはないようだ。私が見てきた四国の台では7段と10段が多いような気がする。
デッキから滑降部側を見ると、2本の横木が額縁のように見えて、ちょっと閉塞感がある。
公園にはほかにブランコ、
グローブジャングルがあった。
(2003年09月15日訪問)