徳島県の運転免許センター(現在は移転)のある地域は、谷地を開発して作られた大神子団地という新興住宅地がある。その団地内にある公園に立寄ってみた。
最初に行ったのは運転免許センターのすぐ裏にある小さな三角形の公園。
この公園には二脚型の開放デッキ台があった。
第十の八幡神社にある台とほぼ同じ設計で、異なるのは滑降面の材質のみ。
特徴的なタラップの手すりのデザインも同じ、
踏み板の特徴的な溶接方法もまったく同じだ。
背後から見たところ。段数は7段なので、単式台としては中型と言っていいだろう。
滑り台保存館では、単式台のサイズを小、中、大、特の4段階に表現しているが、その基準については明確ではない。
当サイトでは、タラップの段数による定義を提案した。
1段~5段を小型、6~10段を中型、11~15段を大型、16段以上を特大型とするのはどうだろうか。
ただし、斜面に設置されている滑り台では、タラップが数段でも特大に相当するような滑降部を持つものもあるので、実際には滑降部の長さが階段の何段相当なのかを基準にして呼びわけたいと思う。
シーソーは支点固定、笠木型ハンドル、クッションは地面側に古タイヤが埋めてあるタイプ。
シーソーマニアがいるかどうかわからないが、シーソーにもかなりのバリエーションがありそう。
この公園には遊動円木があり、しかも遊べる状態で維持されている。
しかも、たまたま遊んでいる子どもがいた。
こんな写真を撮ることはもう永遠にできないだろう。
遊動円木を揺らしておいて、その上を歩く遊び、私も子どものころやったなぁ。
これほどハンドルがたくさんついているとやりにくいだろうけど。
ハンドルはCリング型とでもいえばいいのか、洒落たデザインになっている。足置きもあり丁寧に作られた遊動円木といえるだろう。
当然、という言い方も哀しいのだが、2018年現在、この公園に遊動円木はない。
(2003年09月15日訪問)