高松市の栗林公園に遊びに行く途中で、高松空港に立寄ってみた。以前に徳島空港に付属する月見ヶ丘公園に立寄って以来、空港の近くには大きな公園があるのではと気になったからだ。
高松空港は山の尾根を削って作られていて、東西方向の滑走路1本からなる。滑走路の東側は崖から飛び出すようなロケーションで、なかなかの迫力。どちらかといえばそのポイントを紹介すべきかもしれない。公園は空港の周囲にいくつか分散してあるが、遊具があったのは滑走路の南側の広場。
この広場は滑走路との間に遮蔽物がなく、滑走路全体を見渡せる絶好のビューポイントだ。
この公園の特徴的な遊具。黒いマットでできているザイルネット。
どうやって遊ぶのかはわからないものの、とりあえず子どもとしては登りたくなってしまうのはわかる。
すり鉢状のネットが2箇所あり、こちらは大きいほう。
トランポリン的な遊具ではなくザイルネットに膜が張ってあるというものだ。
黒なので真夏には熱くて遊べないのではないだろうか。
ほかに空中回廊式の複合遊具もあった。
月見ケ丘公園にも似たような構成の遊具があったが、あまり私は評価していない。
ハムスターの巣が巨大になったようなトンネルがある。同じユニットは最近、神山森林公園で見たばかり。
中央にある赤いパラボラは、パラボラ電話。
ブラシみたいに見えるのはゴムで出来た草原(?)。意外に人気がある。
円形回廊。
瀬戸大橋記念公園で見たものと同じ製品か?
この赤いエリアもハムスターハウスでできている。
ここにはこの公園で最大のローラー滑り台があった。
複葉機をイメージした空中回廊型遊具。
手前のイボイボのついた円盤がプロペラをイメージしているのだろう。これはちょっと想像力を働かせないと、飛行機には見えない。
2基の樹脂製滑り台が付いているが、空中回廊と連結しているわけではなく、ほとんどデザイン的な意味がない。
見慣れないテント式の山ががあった。
周囲にロープが張られ立ち入り禁止になっていた。
おそらく斜面にまったく手がかりがないので、子どもが転落して骨折などしたのだろう。
設計者の意図としては、白いテント部分も滑って遊べるように考えたのではないかと思う。
山の内部は空洞になっているが、入ることはできない。断面はネットクライムになっている。
この遊具にも尾翼があり、全体的にはダ・ビンチのコウモリ型飛行機をイメージしているのではないかと思う。
(2008年01月06日訪問)