
小豆島八十八ヶ所霊場の第78番札所、
寺に着いてまず目が釘付けになるのが奇妙な山門。
石垣を切り欠いた石段の上に造られている。

鐘堂を兼ねた四脚門とみるべきか、一間一戸鐘楼門の2階の床がないやつとみるべきか、悩む~~。
これまでちょっと他で見た気がしないほど特殊な門だ。

山門の横には、無縁仏ピラミッドがある。

規模は小さいが、斜面の階段が相対的に広く見えて、神々しい雰囲気になっている。
この階段、登っちゃいけないのだろうけど、登れない階段って好きなんだよねぇ。

この無縁塚の前の通路は、鳴滝不動尊参道と書かれていたが、通行止めになっていた。
道が崩壊しているようだ。

本堂は庫裏と一体化している。
小豆島の小庵によくあるパターンで、こういうお寺はほぼ無住である。

境内にはほかに鎮守社の稲荷社がある。

境内からの風景。
手前の桟瓦葺き切妻の建物は、金毘羅堂。
雲胡庵の一部と考えてもいいかもしれない。
(2007年10月08日訪問)