貞光町を見おろすソラの集落、浦山地区へ登ってみた。
このとき、浦山地区で発見した小さなお城や四ツ堂を3年後に再訪した記事はすでに掲載済みなのでそちらを参照してほしい。
この日は浦山からそのまま峠を越え、隣りの谷の半田川方面へ下った。約1時間の山道だ。
したがって、これから紹介する場所は貞光川の流域ではなく、半田川の流域になる。
地図を見ていただきたい。
貞光川、半田川ともにサンブン地域への入口であり、その河口部分には渓口集落を形成しているのが見て取れる。
山間地帯の森には虫食いのように黄色に見える土地があるが、これはゴルフ場などではないよ!? すべて「ソラ」と呼ばれる急傾斜集落なのだ。
半田川の支流、東谷川の谷を行き止まりまで入ってみた。その谷の最後のほうで四ツ堂を見かけた。
主堂は観音堂で、
端四国はすべて回ったらかなり面白いんじゃないかという気がする。
端四国の札所は浦山堂を紹介していて、そちらも四ツ堂形式(壁のない吹き放ちのお堂)なのだが、端四国の札所はすべて四ツ堂形式というわけではない。
ただ、四ツ堂は四国山地の特徴的なお堂なので、見かけたら写真を撮っておきたいと思っている。
(2005年05月29日訪問)