尾高惇忠生家に続いて、渋沢栄一記念館に来てみた。
実はここには何度も来ていが、中に入れなかった因縁の場所。最初に来たときは休館日、2度目は閉館時間前であきらめ。その後、今日こそ訪れようと家を出たが、Covid-19の関係で2日以上前に予約が必要となっていて見れなかった。
今回は4度目の正直といったところ。
すごく立派な建物。ちょっとした町村の政庁舎くらいの規模だ。
まぁ、渋沢栄一の人生と業績を考えたらこのくらいの大きさじゃないと展示スペースが足らないのかな・・・
・・・と思ったら、実はここは公民館も兼ねていて、その一室に展示があるというだけだった。
なお展示室内は撮影禁止。
撮影禁止はともかく、展示自体も少なく、正直拍子抜けだった。
建物の後ろ半分は地域の体育館になっている。
2階に教室みたいな部屋があり、そこに渋沢栄一アンドロイドが置かれている。
アンドロイドっていうより、動くマネキンだな。
一応、公演ということで何かしゃべっていた。
たぶん音声は本物。晩年の公演がレコード化されたものだと思う。
人間の外観を模倣するとき、漫画を写実に寄せていくと、実物に近づくあたりに不快感を感じさせるレベルがあるといい、それは「不気味の谷」と呼ばれている。
このアンドロイドはまだ谷に落ち込む手前という感じで、あまり不快感はなかった。
(2023年01月31日訪問)