2009年の夏休みは遠出もせず、県内を見て回っていた。この日は鳴門市の島田島へ。
島田島と四国本土との間は川みたいに狭い海峡で、いまは2本の橋で繋がっているから地続きのような印象だが厳密には島なのだ。
このときは湿田跡を探していた。離島や不便な海岸沿いに湿田跡が残りがちだからだ。湿田についてはいずれ『阿波國すきま漫遊記 第21話』で紹介するつもり。
その島田島を走っていたら、道端にベーハ小屋があった。こんな島でもタバコが作られていたのだ。
屋根の左側が大きく流れていて、左右が非対称な造り。中は作業用の軒下になっているのだろう。
庇は本瓦葺きなのに、屋根は安っぽいスレート瓦。台風の被害でもあって改修したのかな。
(2009年08月20日訪問)