2008年4月から徳島のタウン誌「あわわ」で、1ページの連載を持つことになった。過去にに撮影した写真では写りが悪かったり、必要な構図が足りなかったりで、かなりの場合撮影をやり直している。原稿料を考えたら、まったく割りがあわないのだけれど・・・。
この日は清井製材水車を再撮影するために上勝町へ来ていた。すると、県道から水車小屋が見えた。
前回、ここで堂平の水車小屋を撮影してから5年経っているので、その後に作られたんじゃないかと思う。
なにしろ、農作業していたおばあちゃんたちに水車小屋がないか尋ねた場所のすぐ横である。いくらなんでも、そのときにあれば教えてもらえたと思うし、目立つ外観だから自分でも気づいただろう。
つまりこの水車小屋が作られたのは2003年以後ということなのだ。
時計台も兼ねているところがナイスだ。
水源は堂平の水車小屋と同じ沢かな。水道管のパイプで導水している。
基本的に町おこしのためのものと思うが、使っている材料があまりにそっけないし大工仕事も素人っぽいので、補助事業ではない気がする。個人が作ったか、晩茶の生産組合が作ったのではないか。この地域では阿波晩茶という独特の発酵茶の産地なのだ。
よく見たらこの少し下流に吊り橋がある。
(2008年07月19日訪問)