友広の水車跡

基礎が残る水車小屋跡。

(徳島県徳島市八多町)

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宝丈の水車から150mほど下流に沈下橋がある。いや、橋というよりは上を歩ける堰と言うべきかもしれない。

この橋は『阿波國すきま漫遊記 第4話 沈下橋』の章で紹介すべきか少し迷ったが、水車の話題としてこの章で書くことにした。

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この堰の左岸に水車小屋があったという。

搗き臼は1基で、7軒の家が共同で利用していた。

水車を使っていた人に直接話を聞いたが、水車小屋の名前はなかったという。八多では水車小屋のことを「臼場(うすば)」と言っていて、この水車小屋も単に「臼場」と呼んでいたということだった。

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よく見ると水車小屋の基礎が残っているのがうっすらと見える。

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水車小屋があった場所は点線の場所。

水輪は右側だったという。

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お絵描きしてみた。こんな感じだったんじゃないかな。

(2006年12月16日訪問)