事代主神社・蛭子公園

神社の境内が広い公園になっている。

(徳島県阿波市市場町上喜来蛭子)

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実相寺の南隣りに神社が見えた。

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神社から150mくらい離れたところに一の鳥居があり、そこから神社のある山が見渡せる。

神社の名前は事代主(ことしろぬし)神社。鳥居の横に「蛭子(えびす)公園」という石碑もある。蛭子はつまり七福神の恵比寿であり、事代主とは同一視されている。

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神社は二の鳥居の背後の林の中にあり、その裏山の木が刈られた場所が公園になっている。

実相寺からは距離は離れているが、神社の境内は寺の墓地と接していて、実質的にこの社寺は隣接しているといっていい。

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境内まで車で上ることができる。

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狛犬。

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団子っ鼻のかわいらしい狛犬だ。

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狛犬を過ぎると拝殿がある。

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拝殿は凸型で、小さな幣殿を経て一間社流造りの本殿と接続している。

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本殿の左側には社務所。

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社務所の前にはトイレがある。

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拝殿から右手のほうへ道が続いていた。

途中に末社の覆屋があった。

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その内部。

屋根は直線的な板が中折れしている流造りの変種。徳島の小祠に多いと思う。

仏堂では入母屋屋根と似た錣屋根というものがあって区別しているので、これも流造りと区別すべきだと思う。カクカクしていて「流れ」という語感となじまない。「腰折れ」の逆の形状だから、当面「跳ね造り」とでも呼ぼうか。

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不思議な形の水盤があった。

似たようなものは他の場所でも見たことはあるので、普遍的な造形なのかもしれない。

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五角地神塔。

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道を進んでいくと、もう一つ社殿のようなものがあった。

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賽銭箱があるから絵馬堂とか休憩所のようなものでもなさそう。

拝殿なのか?

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内部は広い床があり、中にで何か直会などが行えそう。普通の拝殿とは違う気がする。

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平面は凸型で、突出部にはどうやら神様が祀られているようだ。

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さて、事代主神社の本殿の裏側は森が伐採された日当たりのよい平地になっている。

ここが蛭子公園なのだろう。

公園は広いし山の上なので、神社からは車で移動した。

遊具は滑り台が1基あるだけ。FRPの波形滑降部を持つ滑り台で、鳴門市とその西部方面に多い。

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公園の一角にあったロックガーデン。

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胎内潜り的な人工洞窟があった。

でもどうも神社やお寺とは無関係っぽいので、胎内潜りとは認定できない。

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単なる遊具としてのい岩山だ。

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さらに山道を進んでいくと、大きな恵比寿の石像があった。

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公園からの風景。

一の鳥居が下のほうに見える。

視線を上げると遠くには吉野川と、私がマエヤマと呼んでいる吉野川南岸山脈が一望できる。

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(2005年02月20日訪問)

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